僕と君。

黄色い雲があったなら



どんな声をだすのだろう。

「 わっ 」

とかかなぁ?

「 わ 」

て言えない僕が

「 わ 」


て言うと




やっぱりみんな笑うのかなぁ?

だったら


やっぱり

しゃべれないふりして

手話しとくか。


しゃべっても


耳が聞こえないって思われるんだから

聞こえないふりをしとくか


話すと頭がおかしいと思われるから


また文字ノートに書くか。


でも おかげで


いろんなことがわかった。







話せない人が


冷たくあしらわれること。





耳が聞こえない人が


聞こえないと思って


バカにした話をされること。







知的障害の人が


どんなに人権侵害されてるか。



ぼくは




すくなくとも




3人の気持ちが



少しだけど



わかってあげれた。



君たちは




何人なのか






教えて欲しい。



僕は



人間だ。